委員会決め…って今日までじゃないですか

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春「ごめん 待たせちゃって」 葵「いえ」 佳奈「大丈夫大丈夫!」 葵「…佐倉先輩、暗い顔してますけど…何かあったんですか?」 そうだねぇ 君と小林の会話で疲れたんだよ 春「そうかな? 普通だけど」 葵「そうですか ならよかったです」 佳奈「…」 こんなにいい子なのに…小林との間に因縁でもあるの? 春「…あのさ 1つ聞いてもいいかな?」 葵「はい?」 春「神崎くんは なんで生徒会補佐に入ったの?」 葵「…なんで、とは?」 …質問を質問で返すな!と言いたいところだが説明不足か 佳奈「私も思ってたの 神崎くんなら生徒会にも入れそうだなって」 春「そうそう 俺らの委員会人気ないしさ 仕事もないし」 葵「…なんでだと思います?」 佳奈「…え?」 春「おうふ…」 葵「…ふふっ たしかに僕は生徒会に入ろうと思えば入れるかもしれません」 春「頭もいいしね」 佳奈「引っ張っていってくれそうだよね」 葵「ありがとうございます でも学校説明会の時に皆さんを見て、仲よさそうで…楽しそうだったので」 春「…そうだったっけ?」 佳奈「うーん…そう、かも?」 俺は小林が結構真面目にキレてたことしか覚えてないね あ、あと調子悪くなったの 葵「はい♪」 不思議な子だなぁ…小林とも仲良くしてくれるといいんだけど 俺が大変っす
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