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春「…じゃあ俺こっちだから」
佳奈「私もここで」
葵「はい 付き合ってくれてありがとうございました」
春「また帰ろうね」
葵「はい では」
めちゃくちゃいい子じゃねぇかよ
なんだよ完璧じゃないか 小林が可哀想になるレベル
春「…はぁ」
疲れた 俺は今日で2日分のエネルギーを消費したぜ…
明日は頑張らない日にしよう
『佳奈:春くん 後ろ後ろ』
春「…後ろ?」
「葵様、お迎えに上がりました」
葵「爺、ありがとう」
春「…はぁ?」
『佳奈:お金持ちっぽいねぇ…』
『春:まじでどっかの王子様とかじゃないの?』
『佳奈:あり得る(..)』
俺初めて見たよ あの胴が長い車
わかるかな いかにもお金持ちっす! みたいな…
春「…すっげぇ…」
葵「…!」
あ、気づかれた 恥ずかしー! 俺ガン見してたんだけど!!!
葵「佐倉先輩!送りましょうか?」
それは…凄く興味があるけど家ばれちゃ終わりだからな
春「大丈夫ー!ありがとねー!」
うはあ手振ってる めちゃくちゃ手振ってる
一応返しとこう 恥ずかしいわーこの年で凄い勢いで手振るの
『春:…あの子いい子じゃない?』
『佳奈:だと思うよー! …でも先生が』
『春:あの2人めっちゃ怖いんだけど』
『佳奈:バチバチバチッ!!!って火花散りそうだもんねぇ』
なんとか…あの2人が喧嘩にならないことを祈ります
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