第1章 再会

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  1、再会 時は西暦三〇一二年。人類は地球外惑星国家、 ロマ・エンティヌス共和国の脅威に晒されていた。   地球へ降下する彼らの兵器。 甲虫の体の構成メカニズムを元に作られたとされる 固い外角に繊維状の鋼の筋肉。 そして玉虫色の八枚の羽根を背に備える二足歩行型の飛行兵器。 人類はそれらを甲虫機と呼んだ。    
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