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5分もせずに、マンションが、見えてきた。
正義は駐車場へ向かう様に指示した。
裏手に回ると、砂利が敷いてある駐車場で、トラックを止めた。まぁ、ちょっとはみ出しているが。
正義はトラックを、他の車へ傷をつけない様に、慎重に降りた。
正義は訝しげに、隣の区画を睨んだ。そこには、紅い原動機付き自転車が、ポツンと置かれていた。
(なんだって、バイクを放置しているのだろう)正義は職業柄、放置しているのを、見過ごせ無かった。
(しかも、何の防止冊も無しに?)どうしても、見過ごせ無い正義だった。
正義は見かねた様子でタケに指示した。
「おいタケ ここに可倒式ポールを設置しろ」
かなり迷惑な人である。
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