~3章~

10/10
787人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
公園に着くと、子供達と課長がボールを蹴りながら、走り回っていた。 課長の顔は見たことないぐらいの笑顔で、不覚にもドキっとしてしまった… 「みんな~。そろそろ帰るよ」 平常心、平常心と自分の心に言い聞かせる… 「は~い。家まで競争しようぜ」 そう言うと、子供達は走って行ってしまった。 私は課長の少し後ろを歩き、その足を止め、 「課長、先に帰ってて下さい」 先に帰るよう伝え、ある場所に立ち寄る。 .
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!