~3章~

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日曜日。 いつもより少し遅くに起き、出かける準備をする。 11月も終わりに近づいてきたので朝は寒い。 黒のタートルネックにジーパンと薄手のコートを羽織り、鞄と荷物を持ち階段を下りると… 見慣れない高級車が止まっていた。 ドアにもたれている人がこちらに気づき、振り向き、 「えっ…」 「おはよ。小百合ちゃん」 満面の笑みで挨拶してくる課長… 「なっ、なんなんですか!?何しにきたんですか!?」 誰か…この状況を説明して…… .
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