~4章~

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会議室で2人… 「課長!私には無理です!他の方にお願いして下さい」 私じゃなくて、他の方でも十分アイデアは出るはず。 でも、課長の口から出てきた言葉は私の心を掻き乱すものだった… 「七瀬さん…逃げるの?」 「逃げてなんか…」 心の奥に隠してる事を見抜かれたような気分だった… 「逃げてないなら、仕事を放棄するの? 君の企画した商品見たけど どれも素晴らしかった。社長がそう言ってくるのも納得だと思う。 でも、君はルージュだけは企画した事ないよね?それは何故なの?」 核心に触れられ、私は手をギュッと握る。 .
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