~4章~

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私は礼拝堂で、さっき真由ちゃんと話しした事を考えていた。 「相手の色に染まる…」 あっ… 私の頭の中に、行き詰まっていたルージュの企画がぼやけながらも思い浮かんだ。 恵みの家に戻り、皆に挨拶する。 「みんな、また来るね。真由ちゃん、彼氏と仲良くね」 「さゆ姉もね~!」 違うって言ってるのに… こういうとこだけ、私より大人な態度なんだから… 課長の車に乗り、そのまま帰宅すると思っていた… 「あれ…?この道、私の家の方とは違うと思うんですけど…?」 「小百合ちゃん、ちょっとこれから一緒について来てほしい所があるんだけど…」 まさかの寄り道!? 「最近できたショピングモールなんだけど、コスメの店舗もいろいろあるし、勉強になると思うんだよね。それと…ちょっと頼みがあって」 .
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