~4章~

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「あっ、小百合ちゃん。家でお茶飲みたいから必要な物、選んでくれない?」 課長は弥生さんとこで煎茶を飲んでから、はまってるらしい… 「急須と湯呑みと…後、お茶の葉があれば…あっ、お湯沸かす物はありますか?」 ケトルはあるらしく、急須と湯呑みを選ぶ。 「この急須と湯呑みのセット、どうかな?」 課長が気に入ったらしい急須は、百合の花の絵がシンプルに描いてある品物で急須と湯呑みの3点セットだ。 「綺麗ですね。いいんじゃないですか」 課長はそれをカゴに入れる。 急須も湯呑みも決まったので、この売り場には用事は無いはずだが、課長は何か考えこんでいる。 .
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