~4章~

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お湯が沸き、少し冷まし急須に入れる。 「どうぞ」 「ありがとう」 ダイニングテーブルに向かい合うように座り、煎茶を飲む。 「美味しい!!小百合ちゃん、美味しいね」 満面の笑みで、飲む人見るの初めてかも… 「それは、どうも。…お茶ぐらいでそんなに喜ばなくても…」 「いや、俺、全く出来ないからさ…」 顔を少し歪めて、また煎茶を飲み始める。 お茶も飲み終わり、課長は購入した物を出し始める。 料理出来ないのに、お皿とか買ってきてるし… 洗い物もした事ないの? 危なっかしい… 「あの!私するので、違うことしててもらえますか?」 見ていられなくて、手を出してしまった… 「ごめんね、ありがとう」 .
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