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大体の片付けが終わり、携帯で時間を見ると、20時になっていた。
「課長、私そろそろ帰ります」
鞄を持ち、帰ろうとした時…
腕をギュッと掴まれる。
「あの…」
「一緒に御飯食べよう」
そう言って、夕方買ったハンバーガーの紙袋を出す。
「それ、課長の…」
「一緒に食べたくて。小百合ちゃんの分も買ってあるよ」
課長は私の腕を掴んだまま、椅子まで連れていき、座らされた。
冷めているからと、温めにキッチンに行ってしまい…
課長は珈琲は入れれるらしく、いい香りが部屋に流れ込む。
「はい、どうぞ」
私の前にハンバーガーと珈琲の入ったマグカップが置かれた。
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