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「じゃあ、制作部の人と話して、打ち合わせの日取りとか決めなきゃね」
「あ…はい」
なんか…ズキッと胸が痛い。
なに…この痛み…
コンコン
「失礼します。課長よろしいでしょうか?」
美里の声だ。
「はい、どうぞ」
何か美里、怒ってる?
眉間のシワが凄い事になってるけど…
「堤さん。その様子だと何かわかったみたいだね」
普通に聞いちゃう課長もかなりの大物だよな…
「…はい。まず、噂されている文章が置かれていた部署なんですが…」
美里は言いにくいのか、沈黙が続く。
まさか…
「…制作部でした」
はぁ…やっぱり。
「制作部に置かれてたんだ。で、誰のデスクに置かれてたとか分かる?」
美里は怒りのせいか、握りしめていた手がプルプルと震えていた。
嫌な予感がする…
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