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美里がこんなに、困った顔してるって事は…
「美里。私、平気だよ。その書いてあった事って私の事なんでしょ?」
美里はふぅ~と深呼吸をし、
「うん…小百合のこと。内容はハッキリとは分からないんだけど、いい事ではないみたい…」
美里は自分の事のように落ち込んでいた。
「美里!私、大丈夫だよ。何を言われても平気だから!」
こんな事で負けてなんかいられない。
ここまで、やっと来たんだから…
「とりあえず、違う部署の同期の子に詳しく聞いてみるね…課長にも分かり次第、報告しなきゃいけないし…」
また、美里と課長に迷惑かけてしまうな…
「ごめんね…私のせいで…」
「小百合は何も悪くないでしょ?私が1番、小百合の事知ってるんだから!変な噂流す奴、皆とっちめてやるから!」
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