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「…うん。美里…巻き込んじゃってごめんね…」
美里も新しい企画考えるのに忙しいのに、私の為にほんと申し訳ないな…
「小百合が謝る必要なんかない、悪いこと何もしてないでしょ?
それに、私が困ったときいつも助けてくれるのは小百合じゃん!
だからお互い様。
そんな顔しないで、いつもみたいにカッコイイ小百合で乗り込まなきゃ!」
「ありがと!美里」
エレベーターを降り、制作部の入り口で立ち止まる。
たまたま、美里が話を聞いてくれた川田さんが私達に気がついたのか、こちらに向かって走ってきた。
「あっ、美里さん、小百合さん、どうかされましたか?」
「和美、度々ごめん。沢田課長に撮影の日取り話し合いたいから呼んでもらえないかな?」
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