~7章~ #2

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はい、と元気よく返事し、彼女はまた走って沢田課長を呼びに行き、しばらくして、 「ごめんね~、お待たせしちゃって。小百合ちゃん、打ち合わせの日取りって言ってたわね。じゃあ隣の小会議室にいきま…」 「課長、そんな必要ないんじゃないですか」 沢田課長の言葉を遮るように、彼女はやってきた… 「なんの御用ですか?七瀬先輩。堤先輩まで引き連れて、自分の企画なのにお1人で来れない理由でもあるんですか?」 …木下さんだ。 入り口で彼女とやり取りはしたくないんだけど… 「私と小百合は沢田課長に用事があるの!あなたに話はないわ!」 すでに喧嘩腰の美里… .
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