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「今、うちの部署でカメラ担当で手が空いてるのは私だけなんです。
ですから､七瀬さんの企画担当に私も配属されるんで関係ある話ですよね、課長?」
たとえ手が空いてる人が他にいても、この人は自分がするって言うんだろうけど…
「う～ん、まぁそうなんだけど…」
沢田課長は苦笑しながら答えている。
「では、沢田課長、木下さん。打ち合わせの日取りを決めたいので今からお時間頂きたいのですが?」
ここでいつまでも、立ち往生している訳にはいかない。
私は冷静に話しをする為にも、木下さんに話し合いに参加してもらうよう伝える。
でも…
そんなに甘くはなかった…
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