~9章~

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恵先生が言ってたこと、少し…わかった気がするよ。 「小百合ちゃん?どうかした?」 「いっ、いえ…なんでもないです」 食事が終わり、後片付けをしていると、 「小百合ちゃん、何時ぐらいに出掛けようか?」 あ…そうだった。 「あの…昨日、お風呂に入ってないので、家に帰って用意出来たら連絡するので…」 身支度をしたら連絡して、迎えにきてもらうか、課長のマンションまで行けばいいや、って考えていたのに、 「じゃあ、俺は小百合ちゃんの家で待たせてもらっていい?」 なんて、突拍子もないこと言い出して… 「いっ、家!?えっ!?私の家!?」 自分でもパニックになってて、何を言ってるのかわからない状態… .
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