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久しぶりに夢をみた。
あの人と礼拝堂で会った夢…
でも…少し違う。
包み込むように、私をあの人は抱きしめていた…
夢の中の私は、嫌がってなくて…
夢なのに、凄くドキドキしていた。
『小百合…愛してる』
その言葉に胸が高鳴り、熱くなった。
あの人の香りが、夢の中なのに香っていて…
その香りが心地よくて…
あの人の言葉と香りが、疲れた私の心と体を癒してくれているみたいだった。
課長の家だということを忘れるぐらい、夢に酔いしれていた…
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