~9章~

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ブロッコリーを笊に入れ、鍋に水を入れゆで卵を作る。 「IHってタイマーがついてるんだ…」 便利な世の中だよな~なんて感心しながら、レタスやミニトマトを洗う。 ほぼ、出来上がりスープを作るのみ。 「鍋が1つしかないから、同時進行できないんだよね…」 料理に集中し過ぎて、課長の存在も忘れ、口から不満の声… この不満を呟くんじゃなかった…って後悔した。 でも、時すでに遅し… 「じゃあ、一緒に買い物ついて来て」 「キャァ!」 真後ろに課長がいたなんて… 「朝から小百合ちゃんは元気だね」 イヤ、違う違う。 あなたが急に声かけるからでしょ!! .
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