~9章~ #2

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はぁ…なんか今ので、ドッと疲れた… とりあえず座ろ。 座ると、いつもは見えない私の膝上が見えて、とりあえず手で隠してみた。 久々のスカートは、やっぱり慣れないせいか、歩き方がおかしい気がする。 そんなことを考えていると、頭上から声がして… 「ねぇ、ねぇ。お茶しない?」 課長とは違う声に、パッと頭を上げると、そこには男性が数人立っていた。 その中の1人が、私の隣に座る。 「すっごい美人だね~。俺らとデートしない?」 はぁ!?なんなのこの人達!? 「遠慮しときます。連れがいるので、あっちに行って下さい」 邪魔で仕方がないので、声が怒っているのが自分でもわかる。 .
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