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「怒った顔もいいね~。ますます気に入った!とりあえず、お茶でも飲みながら君のこと教えてよ」
隣の男が私の手を握ってきた。
「離して!!!」
思いっきり手を払う。
でも、所詮、女の力じゃ払いきれず、さっきより強い力で握られる。
「さっ、行こ」
引っ張られそうになったその時…
その手を払いのけ、体ごと引き寄せられる。
「俺の女に気安く触るな」
今までに聞いたことないぐらい、低い声…
何が起こったの…
私は課長の胸に顔をくっつけてる状態で、課長の声が胸から響いて聞こえてくる。
「チッ…」
課長のジャケットしか私には見えないけど、男性達は舌打ちをし立ち去ったみたい…
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