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クックッと課長は笑い、
「さすが小百合ちゃん、正直だね」
課長はよっぽど面白いのか、お腹を抱えて大爆笑…
「翔!笑いすぎ!!」
2人のやり取りは漫才のようで、始めは親友なんて言ってるわりに仲がいいようには見えなくて疑問だったけど、今は納得できる。
前の私なら、男性と仕事するって考えただけで憂鬱で、嫌々だったけど、課長と仕事しているお陰か周防さんの人柄か、どちらにしてもこの空間も、一緒に仕事していくのも嫌ではなかった。
逆に、何故か嬉しい気持ちになっている自分がいた。
「課長、そろそろ麗華さんがいらっしゃる時間ですので、1階の受付に行ってきても構いませんか?」
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