625人が本棚に入れています
本棚に追加
「そのことですが…」
「あっ、俺は場所とか全然気にしないから、この会社のスタジオを使わせてもらうよ。スタッフだけは自分とこの人間連れてきていいかな?」
課長の言葉を遮ったかと思えば、周防さんがニコニコ顔で私を見つめている。
なんで、私見られてるの?
「んんっ!周防さんもそう言ってますので、沢田課長よろしくお願いします」
課長は沢田課長にお願いしているのに、周防さんを睨んでいて…
『お2人仲良しなんですね』
なんて、沢田課長に優しい言葉を掛けてもらってるし…
「薫、遊ぶのはそのぐらいにしておきなさいよ。それより、あなた、プロモの撮影は大丈夫なの?」
.
最初のコメントを投稿しよう!