~12章~

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一昨日、子供達のとこで友チョコ作りを手伝いに行ったんだけど、課長も一緒で帰り際に… 『明後日、楽しみだなぁ』 なんて呟くから、一応持ってきたのは持ってきたんだけど… チラッと課長のデスクを見ると、相変わらず沢山の女性。 「別に私のなんか…」 なんか、イライラする。 「ふ~ん。いいのかなぁ~」 ニヤニヤしながら嫌らしく言う美里を無視し、仕事に取り掛かる。 昼休みになり、課長といつも通り過ごしていたんだけど… 「小百合ちゃんのチョコ、楽しみにしてるんだけどな」 午前中の苛立ちを止めることが出来ず、 「他の方に貰ったんですから、私のなんかいらないじゃないですか!!」 しまった… と思ったけど、時すでに遅し… .
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