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「あ~むかつく!!」
急いで引き出しを閉め、声のする方へ顔を向けると、美里はお怒りのようで、ズカズカとこちらへ来る。
「どうしたの?」
ドカッと椅子に座り、
「ちょっと聞いてよ!!!
食堂で慎也と昼食食べてたんだけど、そこにチョコ持ってくる女達が沢山いてさ昼食どころじゃないっつーの!
こっちはいくら彼女だからって、あんなデレデレした顔見たら嫉妬もするわよ!!」
『嫉妬』という言葉に私はビクッと反応してしまう。
「あれ、何かあった?
あっ、もしかして小百合も?
な~んてね」
反応したのが、ばれたのかと思った…
美里はというと、怒りを目の前のパソコンにぶつけていた。
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