~13章~

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周防さんがこちらに気づき、近づいてくる。 「周防さん、今日はよろしくお願いします」 「小百合ちゃん、よろしくね。今日は監視役は一緒じゃないの?」 課長のことを聞かれ、 「あっ、はい!もうすぐ…来ます多分、はい…」 動揺しまくりな私… 情けない。 「小百合ちゃん、俺と会わないうちに、翔と何かあったね。教えてくれなきゃ、撮影どうしようかな~」 完璧にばれてる… 教えなきゃ撮影してくれないって…マズイじゃない!? どうしよう… 「周防さん、うちの大切な部下を困らせるのは止めてもらえるかな」 低~い声で嫌味たっぷり… 後ろを振り返ると、 「あ~あ、また監視役に邪魔されちゃった。仕方ない、また後で聞こうかな」 周防さん…後ろにいる課長がかなり怖いんですけど… .
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