~11章~ #2

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はぁ…疲れた。 少し横になりたい… 課長の寝ている隣にベッドが置いてあるので、とりあえず踏まないようにそっとベッドの上に行く。 下には課長… 有り得ない光景に苦笑いする。 仰向けになり、天井を見つめ考えるといったら隣の課長のことばかり。 豆まきなんて久々だったから楽しかったなとか… 罰って言ってたけど何が罰?だったんだろうとか… 私と一緒に食べる為にあんなに大量の巻き寿司買ってきちゃってとか… 自分でもおかしいって思うけど、課長の存在は私の中で大きくなっているのは事実で、この気持ちに気づきたくないのも…事実。 そんなことを考えていたら、いつの間にか意識は遠退いてしまった。 .
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