~11章~ #2

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ドン!!! 「わっ!!」 ドスン!!! 「痛っ~。小百合ちゃん、元気だね~」 課長が起きたことで、この状態のままいるなんて、私には無理!! 気がついたら、課長をベッドから突き飛ばし、落としていた… 「ど‥ど‥」 「ん?小百合ちゃん、『ど』が何?」 恥ずかしさやら、驚きやら、とにかくこの状態が気まずすぎて、言葉が出てこない。 「どっ、どうして一緒に寝てるんですか!!ば、罰って、これだったんですか!!」 自分の顔は見れないけど、多分、グチャグチャな顔だと思う。 「ぷっ!!あっ、ゴメン、ゴメン!あんまり可愛い顔してるから、つい…」 な…なんですと!? .
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