~15章~

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あ~なるほど… 最近、残業続きで美里が誘ってくれなかったら多分、今日も残業してたと思う。 「…課長、ほんと小百合のことよく見てるし、わかってますよね。 本当はストーカーだったりして!」 ケラケラと笑いながら、とんでもないことを口に出していて… 美里のストーカー発言に、箸を落としそうになる。 「ハハッ、堤さん面白いこと言うね。でも、俺的には大好きな人に目がいくのって自然なことだと思うけどな」 さらっと言ってるけど、 『大好きな人』って言葉に顔が異常に反応して、熱くなってきた。 「さすが課長ですね。さらっとそんな台詞言っちゃうんですから。 小百合~よかったね。課長が『大好き』だってさ」 ……恥ずかしい。 .
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