~14章~ #2

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「あ~やっと言ってもらえた… 7年前と今の俺じゃ変わってしまって、気がついてもらえないんじゃないか、好きになってもらえないんじゃないか、不安もあった。 やっと大切な人に伝わった」 不安だったんだ… 全然、知らなかった。 ハァ~と課長の口から息が漏れると同時に、抱きしめられた手が緩められ、見つめ合う。 何を思ったか、私の前髪をかきあげ、 「えっ!?かち…」 チュッ。 何!?チュッって… 「今はこれで我慢しておく」 これで我慢って… おでこにキスされたんですけど!? 課長に触れられたとこが、熱く燃えそうだった… .
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