~18章~

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「課長、企画考えたので見てもらっていいですか?」 あれから、夜中の3時まで考えていた。 通るかどうかなんて関係なくて、ただ自分の思いのみの企画になってしまったんだけど… 今さらだけど、これが通らなかったらどうしよう…なんて考えてしまう。 「詳しく聞きたいから、会議室行こうか」 課長と2人で部署を出ようとした時、 「課長、小百合先輩、俺も行きます」 あっ…紺野君も一緒だった… はぁ… 先生と話も出来て、企画も思い浮かんだのに、彼と一緒に企画をしなきゃいけない現実。 鉛が入ってるんじゃないだろうか… そのぐらい、会議室に向かう私の足は重かった。 .
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