~19章~ #2

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ポスターって… 「先生!雑誌で私のこと知ったんじゃないんですか!?ポスター見たんですか!?」 今さらなんだけど、父親に見られるのは恥ずかしい!! 「あ~つい口が滑っちゃった。 雑誌も嘘じゃないんだけど、実はその前にポスター見てたんだ。 病院の行き帰りに、小さいお店なんだけど、化粧品を販売してるお店があって、ガラスに何枚か貼ってあるんだ。 ポスター見たなんて言ったら恥ずかしがるだろうと思ったから黙ってるつもりだったのに。 モデルするのも本当は嫌だったんだろうしね。 でも、とても綺麗に写ってて、自慢の娘だって言いふらしたいぐらいだよ」 ズルい。 自慢の娘だなんて… そんなこと言われたら、何も言えないじゃない。 「全身全霊をかけて娘さんをお守りし、大切にします」 えっ…課長それって… 「小百合ちゃん、次会う時はお嫁さんにいく時かもしれないね」 お…お嫁さん!? ニッコリ笑い、じゃあ2人ともまたね、と言い先生は歩き出した。 .
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