~20章~ #2

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「神様の前で嘘つく勇気、俺にはないかな。 それより…小百合ちゃんこそわかってる? キスしたってことは…この先のこと」 この先って… そういうこと…なんだよね? いわゆる大人の関係ってやつ。 私も一応いい歳なんだから、そういうことがあってもおかしくないんだけど… 今日、初めてキスした人間にそれはハードル高すぎでしょ!? 悶々と大人の関係について考えていると、隣からクスクスと笑い声。 「 小百合ちゃん、恥ずかしいこと想像してるでしょ?」 「えっ!いや…違っ、違わなっ…」 ばれてるし、噛んでるし… 穴があったら入りたい… .
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