~22章~ #2

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「そうだ小百合ちゃん。 7日なんだけど、子供達のとこから帰ったら2人でお祝いしようと思ってるんだけど…いいかな?」 誕生日のこと、考えてくれてたんだ… 「はい。もちろんです!」 よかったと言い、ギュッ…と握られる手。 それと同時に触れあう唇。 愛する人とキスするのって、凄く幸せだなって毎回思う。 でも…恥ずかしいって気持ちが無くなるわけではなくて。 美里が言ってたように、いつまでも恥ずかしがってちゃいけないのはわかってるんだけど… 唇が離れ、2人見つめあう。 翔さんはハァ~とため息をつきながら私を抱き締め、 「早く小百合と結婚したい…」 翔さん… 私も…同じ気持ちです。 .
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