538人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
「そうだ小百合ちゃん。
7日なんだけど、子供達のとこから帰ったら2人でお祝いしようと思ってるんだけど…いいかな?」
誕生日のこと、考えてくれてたんだ…
「はい。もちろんです!」
よかったと言い、ギュッ…と握られる手。
それと同時に触れあう唇。
愛する人とキスするのって、凄く幸せだなって毎回思う。
でも…恥ずかしいって気持ちが無くなるわけではなくて。
美里が言ってたように、いつまでも恥ずかしがってちゃいけないのはわかってるんだけど…
唇が離れ、2人見つめあう。
翔さんはハァ~とため息をつきながら私を抱き締め、
「早く小百合と結婚したい…」
翔さん…
私も…同じ気持ちです。
.
最初のコメントを投稿しよう!