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私が聞いてるなんて、翔さんは夢にも思っていないんだろうけど、こうもハッキリ言われちゃうと…ね。
柳さんには申し訳ないけど、自信がなくなった私の心には、十分過ぎるぐらい翔さんの愛が伝わり、癒されていく。
「柳さん、時間ですがどうします?
昼間も夜も彼女とデートなので…夕方でも構いませんか?」
いやっ、そこまで言ったら…
「婚約者にやきもち焼かせたいから、私にメイクを教える!?
それもデートの合間に…
馬鹿にしないでもらえます!!
九条課長、あなたは最低の男性ですね」
ほら…やっぱりね。
もっと怒らせちゃった…
ややこしいことになるのわかっているだろうに、言っちゃうんだもん。
はぁ~今度は胃がキリキリしてきた…
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