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「最低ですか。最高の誉め言葉ですね。
俺は彼女にだけいい男でいられればそれでいいんです。
メイクの話ですが、なかったことに…で構いませんよね?
彼女を紹介出来なくて残念です」
その場で、あたふたする私の気持ちなんか知りもせず、翔さんの口から出てくる言葉は、私の心を鷲掴みにしてしまうものばかり。
愛されてるなんて次元じゃない。
愛されすぎて…ます、だよね。
「こんな屈辱…絶対許さないから!!覚えてなさい!!」
あっ…と、ちょっとマズイ状況じゃない!?
柳さん怒らせると後で仕事に支障が出てくるんじゃ…
「許さない?言ってる意味がわかりませんね。
もし、このことが原因であなたがうちの部署の人間に何かするつもりなら覚悟してするんですね」
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