~24章~

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あはは… そうだよね、誕生日なんだからおめでとうが先だよね。 その後、キスするのだろうと思っていたのに、 「小百合ちゃん、俺、今から出掛けなきゃいけない用事があるんだ。 2時間後に戻ってくるから、用意して待っててくれる? それから子供達のところに行こう」 これからって… まさか、朝の7時に仕事!? 「翔さん、お仕事ですか?だったら私…」 私と子供達の為に、こんなに朝早くに仕事しなきゃいけないなら無理させたくない。 「仕事じゃないから、そんなに心配しないで? じゃあ、ちょっと行ってくるね」 サッ、とベッドから降り、行ってしまった。 え…1回もキスせずに…? 今までそんなことがなかったから、拍子抜けしちゃったっていうか… ばっ!!私、何はずかしいこと考えてるの!? .
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