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あはは…
そうだよね、誕生日なんだからおめでとうが先だよね。
その後、キスするのだろうと思っていたのに、
「小百合ちゃん、俺、今から出掛けなきゃいけない用事があるんだ。
2時間後に戻ってくるから、用意して待っててくれる?
それから子供達のところに行こう」
これからって…
まさか、朝の7時に仕事!?
「翔さん、お仕事ですか?だったら私…」
私と子供達の為に、こんなに朝早くに仕事しなきゃいけないなら無理させたくない。
「仕事じゃないから、そんなに心配しないで?
じゃあ、ちょっと行ってくるね」
サッ、とベッドから降り、行ってしまった。
え…1回もキスせずに…?
今までそんなことがなかったから、拍子抜けしちゃったっていうか…
ばっ!!私、何はずかしいこと考えてるの!?
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