~24章~

14/26

574人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
あっ、そうだ。 美里と轟さんからのプレゼント、早速使わせてもらっちゃお。 袋から取りだし、翔さんの前に。 「小百合ちゃん、これは??」 「これ、美里が選んでくれたんですが、ペアのカップ&ソーサーとティーポットなんです。 私、煎茶も好きですが、紅茶も好きなので、それで。 翔さんは紅茶苦手ですか?」 紅茶が飲めなくてもコーヒーを飲むのにカップ&ソーサーは使えるだろうという美里の考え。 「苦手じゃない、大好きだよ」 ケーキの隣に紅茶の入ったカップを置く。 「2人で過ごす、初めての誕生日記念だね。 カメラ用意してるから、隣に来て」 写真を撮り、ケーキと紅茶を食べながら隣に置いてある鞄をチラッと見る。 .
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

574人が本棚に入れています
本棚に追加