~24章~

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「本当に…いただいてもいいんですか?」 私の遠慮している姿が、翔さんに誤解をさせてしまったのか、 「ごめん、気に入らなかった? それとも、他に欲しい物があったのかな?」 愛しい人から貰った物、気に入らないなんてことあるわけがない。 「いえっ、凄く嬉しいです!! こんな高価な物いただいたことないので緊張したのと… 私のプレゼント、大したものじゃないから申し訳ないな…と思って。 翔さん、プレゼント…ありがとうございます。 大切に使わせていただきますね」 再度、時計に目を向け、 これがあれば一生腕時計はいらないよね。 なんて幸せに浸っていると… 「本当はね、婚約指輪をプレゼントするつもりだったんだけど…」 こっ、婚約指輪!? .
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