~24章~

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「小百合ちゃんの願い事は叶えたことだし… 俺の願い事も叶えてくれるかな?」 内容はわかっているんだけど、見たとは言えないし、一応聞いてみる? 「翔さんの願い事って…」 グイッと顔が近づき、 「あれ?おかしいな。 菜穂ちゃんが俺の短冊の内容気にしてたから、目の届くとこに吊るしといたんだけどなぁ~」 あ~確かに目の届くとこに…えっ!? まさか……いや、そのまさかなんですね。 目の前でニヤニヤしている顔が何よりの証拠。 見たこと知らないって思っていたのは大きな間違いで。 ドキドキしたり、顔が熱くなったりしてたのも全部知ってたっていうか、仕向けられた?ってことか… はぁ~また、やられちゃった。 .
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