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「あの、騒がしくなるって…」
宮坂さんに言ってた言葉が気になって尋ねてみるけど、
「今はケーキをいただこう。さっ、紅茶どうぞ」と勧められ、紅茶とケーキをいただくことに。
着替えもせずにここまでついてきたけど、付き合って欲しいってプレゼント渡してお茶することだったの?
私の頭の中には『はてな』しかない。
その『はてな』の原因である、目の前のお兄さんはというと、ケーキを頬張りニコニコ顔。
食べ終わり、時計を見るとお昼になろうとしていた。
「お兄さん、私そろそろ…」
「うん、そろそろだ。小百合ちゃん、ついてきてもらえるかな?」
へっ?
また何処かに行くの!?
部屋を出て向かった先はリビング…いや、大広間というべきだろうか。
扉から1番遠い所にある椅子に座り、腕を組むお兄さんは少し緊張した表情。
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