~26章~ #2

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え… 2人とも持ってないの…? ミラーに越しに岩城さんと目が合い、鋭い目つきに少し恐怖を感じ、反らしてしまった。 「岩城、小百合ちゃんが怖がっているだろ。 ごめん、悪気はないんだ。 ただ、君のことが気になって見てるだけだから」 あ…そうなんだ… 再度、ミラーを見ると頑張って笑顔を作っている岩城さんの姿。 怖いけど…良い人かも。 「小百合ちゃん、お相手には話したことあるのかな?僕のこと」 そういえば、その話はしたことない…かな。 「ないと思います…」 「じゃあ、伝えないほうがいい。 余計な心配をさせてしまうかもしれないから」 う~ん… 確かにそうかもしれないけど… .
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