~26章~ #2

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そんなに遅くならないし、大丈夫だからと言われ、とりあえず付き合うことに。 初めは私の仕事の話をしていたけれど、岩城さんの運転が上手なのと、冷房がきいた車内は快適で、ウトウトとうたた寝をしてしまい… 「小百合ちゃん、到着したよ」 「あっ!?はい!!」 寝ている間に、到着してて、車から降りると… 「うわぁ~!!」 目の前には超が沢山つくぐらいの豪邸。 「まさかとは思うんですが…」 「うん、そのまさかだね。ようこそ、我が家へ」 振り返ると、離れた所に門があり、寝ている間にあの大きい門を車でくぐり、この豪邸まで来たのだというのがわかる。 「「「おかえりなさいませ」」」 突然、扉が開き、お兄さんを出迎える方達が出てきて… お兄さんって…何者?? 私の頭の中にはそれしかなかった。 .
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