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そんなに遅くならないし、大丈夫だからと言われ、とりあえず付き合うことに。
初めは私の仕事の話をしていたけれど、岩城さんの運転が上手なのと、冷房がきいた車内は快適で、ウトウトとうたた寝をしてしまい…
「小百合ちゃん、到着したよ」
「あっ!?はい!!」
寝ている間に、到着してて、車から降りると…
「うわぁ~!!」
目の前には超が沢山つくぐらいの豪邸。
「まさかとは思うんですが…」
「うん、そのまさかだね。ようこそ、我が家へ」
振り返ると、離れた所に門があり、寝ている間にあの大きい門を車でくぐり、この豪邸まで来たのだというのがわかる。
「「「おかえりなさいませ」」」
突然、扉が開き、お兄さんを出迎える方達が出てきて…
お兄さんって…何者??
私の頭の中にはそれしかなかった。
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