プロローグ

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「うちな、ちょっと小春のこと心配しとったんよ? 小春は自分のやりたいことをしっかりやってほんま偉いと思っとるよ。 でも忙しいやんな。あんまり他の大学生みたいなことできんやろ?」 小春はじっと聞く。 「うちの先輩がな、就活失敗してん就職留年するんやけど、その先輩うちの大学1の学部におるんや。なんでか思て話聞いたらその先輩勉強必死になりすぎて他のことまったくせんかったんやって。大学時代は勉強の他にもっといろんなことやれゆうとったんよ。うち小春にはそうはなってほしくないんよ。」 小雪は自分のことを本当に心配している。 小春はそれをひしひしと感じた。 「怪しい機関やなさそやし、やってみたらええ。まぁ、小春の気持ち次第やけど。」 「ありがとな、小雪ちゃん。うち、やってみるわ。」 小春は早速返信はがきを書いた。 葉山小春は「新しい生活を始める」ためにTERRACE HOUSEに参加した
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