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嘘…だよ。
涙がポトッと掌に落ちた。
遥の言う通り、私は葉月さんに弄ばれているの…?
確かめたくて、メールを打ったが、入力した文字を私は削除した。
嫉妬に満ちたメールを送信するなんて、私には出来ない。
葉月さんは、そんな女性嫌いに決まっている。ウザイってきっと思うよね。
枕に顔を埋め、声を殺して泣いた。
葉月さん…
どうして、私を抱いたの。
どうして、私に合鍵をくれたの。
遊びなら、どうして…。
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