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◇◇
翌朝…
私は葉月さんの腕の中で目を覚ました。
昨日のことを思い出すだけで、心も体も熱くなる。
葉月さんが…泣いたの。
葉月さんは、私が気付いていないと思っているけど、私はちゃんと気付いていたよ。
葉月さんの目に…
涙が滲んでいたこと。
私は葉月さんに、こんなに愛されていたんだって、初めて実感した。
葉月さんは私の隣で、ぐっすり眠っている。
私は自分の体を見て驚く。無数のキスマーク。色白の私、すごく目立ってる。
「…もぅ」
ちょっと恥ずかしくて…
ちょっと嬉しい…。
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