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「わっ！酷いな！」
…バレた！？
「そのキスマーク、誰にやられたの？」
「…っっ」
意地悪な質問を私に浴びせ、葉月さんは楽しんでいる。
「キスマークが見えるから、襟の開いた洋服着れないよ」
「だったらハイネック着てればいい」
「ハイネック？真夏だよ」
「その白い肌、誰にも見せるなってことだよ」
葉月さんは意地悪な笑みを浮かべながら、ベッドから降り洗面所に向かった。
…セーフ。
まだバレてない。
…って、思ったのも束の間。
洗面所に入った葉月さんの怒鳴り声と、叫び声が響いた。
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