Sweet 21

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「お願い、いいでしょう?」 「その前に、美紅の両親に会ってケジメつけないとな」 「うん、わかってる。でもいいでしょう?お願い」 私は両手を合わせ、葉月さんを拝む。 だって離れたら、本当に葉月さんがまた居なくなりそうで、不安だったから。 「しょうがないな、好きにしろ。その代わり毎晩覚悟しろよ」 「…はっ?覚悟…?」 覚悟って…?なんの覚悟? まさか…お仕置き!? 私はカーッと顔が火照る。 トーストをかじりながら、葉月さんはニヤッと口角を引き上げた。 やっぱり… 葉月さんはイジワルだ。
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