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「マンションに…戻ってから」
「マンションならいいの？」
意地悪な笑みを浮かべ、私の顔を覗き込む葉月さん。
恋人から旦那様になっても、葉月さんの意地悪は変わらない。
いつも葉月さんに振り回されている私。でも一緒に暮らし始め、あんなに泣き虫だった私が泣かなくなった。
それに…
あんなに恐かった葉月さんが、意地悪言いつつも、いつも笑顔だ。
「じゃあ続きはマンションに帰ってからな」
チュッと重なる唇を離さないで欲しいと願う私。
私達の甘い新婚生活が今日から始まる。
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