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「また書斎で引きこもるの?つまんないよ」
私はブツブツ文句を言いながら立ち上がる。
「じゃあ、家で体の温まることやろう」
「…えっ?」
ニヤッと笑った優、相変わらずイジワルな笑みだ。
「何想像してんの?体が冷えたから、お風呂で温まるの」
「…っ、何も想像してません」
ちょっとだけエッチな想像をしてしまった私は、恥ずかしくて優の腕にしがみついた。
優はイジワルな笑みを浮かべたまま、私の手を優のジャンパーのポケットに突っ込んだ。
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